飛行機で赤ちゃんが泣かないために、準備できることって何?実際6回搭乗して感じたことを書きたい。

新型コロナの拡大によって、飛行機を使っての旅行はまだまだ敬遠されがちです。

感染対策をして、マナーを守ってなら、いいのでしょうけど。

本当に旅行は、貴重なものになりましたね。

 

 

旅行に行くなら行くで、やっぱり最大限楽しみたくないですか?

 

赤ちゃん連れの旅行は、荷物やら準備やらとにかく大変ですけど、

赤ちゃん時期だからこそ、ママは育休中でゆっくりしたスケジュールで動けたり。

上の子のためにも旅行に行ったり。

メリットだってあるんだよ、行けるなら行こうよ、と伝えたい♪

 

それにしても旅行って、しかも飛行機って、

赤ちゃん連れにはハードル高いって思いますよね?

 

 

ぶっちゃけ、その通りです!

決して楽ではありませんでした。

 

 

半年以内の赤ちゃんを連れて、3回飛行機に乗った我が家の実例をお伝えします。

 

前提として

うちには子どもが3人いるわけですが、

1人目が半年のとき、2人目が5ヶ月のとき、3人目が2ヶ月のときに、

飛行機を利用しました。

 

3往復したので、6回搭乗したことになります。

九州―沖縄間だったので、飛行時間は1時間半程度です。観光ではなくて帰省です。

大人は私、父母が行きました(パパはお留守番w)。

 

※1人目のみ完全母乳で、下2人は母乳+ミルクでした。

※生後半年以上で、ある程度主張がはっきり、細かくなってきた赤ちゃんには、

通用しないお話かもしれません。

 

 

とにかく、泣かないような準備をすること!

これに、尽きます。

これさえ出来ればいいけども、これが出来ないからこそ苦労するんですよね。

赤ちゃんってなんで泣くんだろう?わかったら苦労せんわー。

 

とはいえ、対策をしないわけにはいかないので、

飛行機の中でギャン泣きさせるわけにもいかないので。。。

やることをやりましょう!

 

1、空腹を満たす

ミルクが飲める子は、ミルクを準備します。

搭乗前に飲ませることは、あまりおすすめしません。

搭乗後ぐずったときにミルクを飲ませる、という手段がなくなるからです。

 

搭乗前にも飲んだのに、搭乗後にも飲むなんて、できないですよね。

泣いたときの手段は、一つでも残しておいた方が良いです。

 

 

あ、搭乗前にあまりにも泣いているときは別ですよ。

搭乗してからも荷物を置いたりなんかで、

すぐ赤ちゃんのことを構えなかったりするので、

今まさに空腹ですごく泣いてるってときは、飲ませてました。

 

その方が機嫌が良くなり、結果、ぐずりにくくなります。

赤ちゃんの飲むスピードにもよりますが、

搭乗まで30分あるようなら、飲ませましょう。

搭乗まで30分以内で、ギャン泣きではないのなら、

搭乗してから飲ませる、で良いと思います。

 

 

そして、搭乗前に飲まずにすみ、搭乗後に泣き出した場合には、

待ってました!と、ミルクを飲ませてあげましょうw

 

 

 

あと、調乳(ミルク作成)自体は、絶対に搭乗前にするべきです。

飛行中は揺れるし、離陸前であっても、

狭い座席スペースで調乳することはかなり厳しいです。

 

注意点としては、お湯を持ち歩く場合、保安検査でひっかかります。

が、ミルクを作るためのお湯だと説明すると、

確認はされますが、検査は通過できます。

 

機内でもお湯はもらえるし、空港の授乳室にはお湯があったりもするんですが。

前述したように機内で調乳はおすすめしませんし、

調乳したいタイミングで授乳室が近くにあるとも限りません。

空港前後の道中でミルクが必要になる可能性も考えると、

お湯は持参するのが無難です。

 

 

 

あるいは、液体ミルク。これはほんとに便利ですねー。

赤ちゃんが飲んでくれればの話ですが。うちの子は、いやいや飲んでましたw

そして液体ミルクであっても、搭乗前に哺乳瓶にあらかじめ入れておきましょう。

 

 

 

 

母乳の場合。ちょっと話は変わります。

 

まずは、授乳ケープがマストアイテムです。

飛行機内で公開授乳するわけにはいきません。

ミルクを飲んでいる赤ちゃんであっても、母乳も飲んでいるのならば、

授乳ケープは持参した方が良いです。

寝ぐずりのときに、ちょっと飲ませる、という使い方ができます。

 

肝心の授乳ですが、機内での授乳はハッキリいって、かなりやりづらいので、

極力しないですむようにしましょう。

 

 

なぜかというと、あの座席の密な感じ。

隣の人の胸元なんか、見ようと思えばすぐに見えます。

家族で行く場合は、隣を家族に座らせるというやり方もありますが、

どうしてもそうはいかない事情のときもあります

(子どもが複数いると横並びできないので、必然的に隣には他人が座ります)。

また、前後の座席の人が立ち上がった場合、すぐに見えてしまいます。

 

 

授乳ケープを使えば良いでしょ、、、と思うかもしれませんが、

授乳ケープって万全じゃないです。

 

ママが赤ちゃんの顔を見れるように、

ママ目線(上からの目線)では赤ちゃんがよく見えます。

ということは前後の座席の人が立ち上がり、ちょっと覗き込めば見えてしまいます。

あなたは実際に授乳をするときにそれに気付き、

授乳ケープの首元を普段よりは細くして見えないようにすると思います。

 

そうなると、赤ちゃんの顔が見えません。

授乳がしづらい、赤ちゃんもママの顔が見えなくて不安になって、泣きやすい。

また、暑いです。

機内は空調が完備されていて、肌寒いことなんてありません。

それなのに赤ちゃんを抱っこして、授乳ケープで覆ってしまうと、

赤ちゃんもママも暑いことになり、はい、泣きやすいのです。あらー。

 

 

あとは、私はもちろん気にしないのですが、

授乳ケープを使った授乳を気にする人も一定数おられます。

授乳ケープって、人前でも授乳できるように作られたものじゃないの、、

と思うのですが。。。

人によっては、授乳ケープを使ったとしても、

人前での授乳なんてありえん!と思う方もいるのです。

 

 

なので、機内での授乳は極力しない。

そのためには、搭乗前に授乳をしておくことをおすすめします。

 

 

おすすめします、が、

そうはいっても赤ちゃん相手なので、飲んでくれないこともあります。

 

 

そういうときは、授乳ケープだけでも装着しておきましょう。

授乳のためにするんじゃないんだよ~、これが標準装備なんだよ~、

といった感じでw

 

 

そうすると、いざ授乳ってなったときに、

授乳ケープを装着するところからしなくてすむので、スムーズです。

あとは、「こいつ、授乳しているな!」って気付かれにくくなります。

同じ子持ちだと、授乳ケープをしているかどうかなんてすぐわかるし、

授乳ケープの中でもぞもぞしていたら授乳してるってすぐにわかります。

 

でも、授乳なんてありえない派の人は、授乳ケープ自体見慣れていないのか、

あまり気付かれない気がします。

あくまで、主観ですが。

 

 

 

なので、搭乗前に授乳できなければ授乳ケープを装着しておくこと。

装着するタイミングは搭乗後でもいいと思いますが、

大事なのは赤ちゃんがぐずる前に装着しておくことです。

搭乗前に授乳できた場合は、授乳ケープ装着は必須ではないけども、

すぐ装着できるように、手の届くところにおいて置くことが大事ですよー。

 

2.オムツをかえる

オムツが汚れていると、赤ちゃんは泣きやすいです。

そして、それがうんちだったりすると、くさいですw

必ず搭乗前にオムツをかえておきましょう。

 

全くオムツが汚れていないのであれば、かえる必要はないですが。

少しでも汚れているなら、かえることをおすすめします。

なぜなら、次にオムツを交換できるタイミングがいつかわからないからです。

 

 

飛行機からおりたら、まずは荷物を受け取りますよね。

荷物を受け取ったらすぐに出たくなるし。

「着いたねー!」「レンタカーは?」「ごはんは?」とか、

周りがうきうきしているときに、

「オムツかえていいかな。。?」ってちょっと言いづらくないですか?

 

 

うんちなら言いますけど、おしっこだけなら、

後でかえようかな、、、ってなりませんか?

その“後で”が、普通に2,3時間後だったりもするわけです。

 

なので、少しでも汚れているならオムツは交換してあげてください。

 

 

そうそう、うんちなのですが。

オムツを交換して搭乗したときに、機内でうんちをされちゃいまして。。。

これまた、何日分ね?ってくらいの爆発級でして。。。

 

CAさんに聞きました。おむつ交換できる場所はありますか?と。

事前のネット検索で、

飛行機によっては、おむつ交換できるスペースが狭いけどある、

とのことだったので。。。

 

で、聞いた答えは、

「トイレにおむつ交換ができる台を設置するので、そこでお願いします。」でした。

 

飛行機のトイレを利用したことがある方ならわかると思うのですが、

飛行機内のトイレ、狭くないですか?

自立した人間一人が用を足すのなら、まぁ不自由はないですけど。

 

あの狭い空間に、言葉通り「台」が設置されて、

飛行機が揺れる中でオムツ交換をしました。

台も、ショッピングセンターとかにあるオムツ交換台のような立派なものではなく、

大きめのまな板を横に並べた程度のとても簡易的なものでした。

 

そもそもうんちだから拭かないといけないし、

泣いて動くから台から落ちないかヒヤヒヤだし、

その間も飛行機は揺れるし。。。

もう散々でした。

 

でも、本当に散々なのは、

そうやって私と赤ちゃんがトイレを長時間独占したために、

トイレにいけなかった方がいたことでした。

 

もう、すみません、、、って感じでした。あの人、大丈夫だったかなー。。

 

なので、搭乗前にオムツ交換はすべきですが、

やむをえず機内でオムツ交換をしないといけなくなった場合、

なるべく早くトイレに駆け込みましょう!

 

トイレを長時間独占してしまうことは、

申し訳ないですが、安全上仕方がないです。。。

トイレに行きたい人も、私たちが使い終わったらトイレ前に並ぶでしょうし。

 

悲しいのは、トイレに行ける時間の最後あたりで独占してしまい、

トイレに行きたかったけど行けない人が出ることです。

それを避けるために、

オムツ交換が必要となれば、腹くくって早くトイレに入ってしまいましょう。

 

 

3.機嫌取り

赤ちゃんー、泣かないでねー、ニコニコしてー。

と言ったところで、ニコニコはしてくれませんがw

 

なるべく機内で機嫌よく過ごしてもらうために、

搭乗前にいっぱい遊んで、ご機嫌にしておきましょう。

 

遊びすぎて疲れてしまっても、OKです。

そのまま機内で寝てくれたらラッキーですから。

搭乗前にするおすすめの遊びとしては、機内でできないような遊びです。

小走りしてみる、ジャンプする、歌を歌う、たかいたか~い的な動き、

揺れる遊びなど。

ひたすらそういった「動的な」遊びをします。

 

そして、搭乗したあとは、正反対の、「静かな」遊びをしましょう。

手遊び、音のならないおもちゃ、

小言で絵本を読む(絵本を持ち込む余裕があればいいですが。

なければ暗記している絵本を音読してあげましょう)、

授乳ケープでいないいないばぁもできます。

 

子どもにはCAさんが何かしらおもちゃをくれたりするので、

月齢にあってなかったりもしますが、

それでも物珍しそうに眺めたりして時間を過ごすことができたりもします。

 

 

窓の外を見せてもいいですが、

飛行中の一時と離陸・着陸のときは眺めたりしますが、

基本的に飛行中は窓の外に関心がありません。

というか、眩しくて見たがりません。

 

 

あとは、赤ちゃん用のおやつをあげてもいいと思います。

これは空腹対策ではなくて、機嫌とりのためです。

おやつのときに赤ちゃん用のお茶が飲めるという子は、

そのお茶を飲ませてもいいと思います。

 

※お茶の持ち込みは、やはり保安検査で目をつけられます。

が、未開封であれば素通りされることが多く、

開封済みであっても、確認された後、検査通過できます。

※“確認”は、アルコールやガソリンのような危険物ではないのか、

匂いをかがれたり、チェッカーに通されました。

 

 

それでも泣いてしまったら・・・・

周りに平謝りです。。。

 

これは準備にもつながりますが、

「ご迷惑をおかけしてしまったらすみません。

なるべく泣かないように、努力しますので・・・」

と、一言いえるなら言っておくと良いです。

 

が、私は一度しか言えたことがないです。

 

なんか、機内だとみなさん機嫌が悪いのか?ぶっきら棒な感じがあって・・・。

話しかけてくれるなオーラが強い気がするのです。

 

「すみません・・・。」くらいしか言えなかったり。

「ご迷惑をおかけしてしまったらすみません。なるべ、ゴニョゴニョ・・・」

みたいに尻すぼみになっちゃいます。

 

 

もし泣いちゃって、ミルクでも授乳でもダメで、遊んだりおやつでもダメで、

座席を離れることができないという状況のときは・・・、

 

 

 

とにかく謝ることしかできません。

 

もうほんとに、いかに泣かないような準備が大事なのか!ってことです。。

 

 

以上、飛行機で赤ちゃんが泣かないために、準備できることを書いてみました。

次は、座席のことなど、泣くこと以外に気をつけることを書きますね♪

 

気軽に旅行できるような状況に、早くなるといいですね^^

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