「10・9・8・・・」
・・・とカウントダウンされると、
「えっ!何が?何がーーー!?」ってちょっと焦りませんか?
それが実は子どもとのコミュニケーションに使えちゃう!という、
素敵なアイデアがあるのです!
それは、毎週お決まりで見ている、NHK『すくすく子育て』の、
『決定!すくすくアイデア大賞2020』を見ていたときのことでした。
普段は「ふ~ん、そんなやり方あるのね~」くらいしか見ていなかったのですが、
このアイデアを見て衝撃を受けました!
このアイデアなら、
今すぐこぐま家でも実践できるし、しかも効果がありそう! と思い、
実際に実践してみて、やはりこのアイデアはいいな!! と感動し、
他所様のアイデアだけど、これを広めたい!!! と思ったので、
ここに紹介させていただきます!!!!
お、落ち着け、こぐま・・・。
「ママだっこ閉まっちゃう~!」の紹介
「ママだっこ閉まっちゃう~!」とは、どんなアイデアなのか
すくすくアイデア大賞2020 ほっこり!仲よし家族アイデア部門にノミネートされ、
見事優秀賞となったアイデアです。
NHK『すくすく子育て』のサイトより引用(一部割愛)させていただきます。
3人きょうだいの末っ子は、
遊びに夢中になると何度呼んでもなかなかママのところに来てくれません。
「行くよ」と呼んでも「ヤダ!まだ遊ぶ!」と言うので、お互いイライラしてしまいます。
そこでママは、子どもにすぐに来てもらうアイデアを考えました。
子どもが来てくれないとき、
両手を大きく広げて「ママだっこ閉まっちゃうよ」と呼びかけます。
「10・9・8・・・」とカウントダウンしながら、少しずつ手を閉じていきます。
すると、いちもくさんに駆け寄ってきました。
イライラせず、親子でハッピーになれちゃうアイデアでした。
このアイデアの素晴らしい点は2つ!
このアイデアが素晴らしいと思う点は、
何も物がいらないことと、やる場所を選ばないことです。
その時に何かしようとして、物から準備していたらそのタイミングを失ったりしますよね。
子どもを相手にタイムリーに対応できることは、かなり必須なポイントだと思います。
また、家でも外でも、人の目を気にせずにできることなので、どこででも出来ます。
なんか、道具を使って・・・とか、食事中に○○ゲームで食べさせる!とかって、
周りに人がいるとシャイなこぐまは出来ないんですよねー。。
なので、したい時にタイムリーに、シャイな人も場所を選ばずに出来る。
という素晴らしいポイントがあるんです。
さらに、あと2つ素晴らしい点があります
1つは、子どもに数字、時間を意識させることができる、ということです。
1~10までの数字、時間を、
ママの声を聞いて、ママの手振りを見て、感覚として実感できるんです。
しかもただの数字ではなく、「10からカウントダウンしていく」というのは、
数字を覚え始め、覚えたての子どもには良い刺激になると思います。
数字がまだ全然わからない子でも、
「ママが何か数えているこの時間のうちに、ママのところに行かなきゃ」という
“時間の感覚”が何となくわかると思います。
もう1つは、手を大きく広げることで、見た目から愛情の大きさを表現できることです。
小さなハグでも良いのですが、大きく手を広げて、大きな動きでハグをされた方が、
大好き!が伝わる感じがあって、嬉しいですよね。
する方も思わず笑顔になってしまいます。
本当に、このアイデアは素晴らしいですね。
「ママだっこ閉まっちゃう~!」を、こぐま家ではこうやって活用しています
早速こぐま家でも活用していて、いろんなところに応用していっています。
まず・・・
着替えさせたいとき
保育園の準備で忙しくて、早く着替えてほしいときに、頻繁に使っています。
「着替えるよー」と言ってカウントダウンをするときもあるし、
カウントダウンをして子どもが近くに来たときに、つかまえて着替えさせています。
近くで話したいとき
着替えとも似ているのですが、状況としては子どもを近くに呼び寄せたいときですね。
3人兄弟でワイワイしているときに、
1人にしっかり話したい(だから近くに呼びたい)ときに、
「○○(子どもの名前)~~」と呼んで、「ママだっこ閉まっちゃう~!」をします。
他の2人もしてほしそうにするので、次に2人にもしてあげます。
3人から代わる代わるスキンシップが来て、人気者の気分を味わえますw
ケンカの仲直り、仲裁するとき
兄弟げんかが始まったとき、あるいは始まりそうなときに、
そのうち1人に「ママだっこ閉まっちゃう~!」をして兄弟を離します。
離すことでけんかが勃発する前に防げたり、けんかが大きくなる前に止められたりします。
もちろん不穏な空気の中で「ママだっこ閉まっちゃう~!」をするので、
素直にママのところに来ることはありません。
ママとしては何食わぬ顔で、
普段通り「ママだっこ閉まっちゃう~!」をしちゃいましょう。
もちろん10秒カウントダウンをしている間にけんかになったりするので、
“両手を大きく広げた後、手を閉じてハグをする”というシンプルな応用形にしています。
ま、ケンカになるときはなりますが。
それでもママが仲裁に入らないよりは、ましだと思っています。
子どもとのハグを楽しみたいとき
単純に子どもとハグをしたいことって、ありませんか?
ママが子どもから癒しを得たいとき、ハグしたいときには、
「ママだっこ閉まっちゃう~!」をして、子どもにママの元へ来てもらいます。
子どもとしては自分からだけではなくて、ママからハグをされることで、
恥ずかしながらも喜んでくれてます。
カウントダウンがわからない小さい子には・・・
数字がまだわからない子には、名前を呼んでいます。
名前が田中太郎であれば、「た な か 、た ろ う ~」みたいな感じで呼ぶと、
自分の名前がわかるなら手が閉じていくタイミングがわかるし、
自分の名前がわからなくても、これで自分の名前を意識してくれるかなと思います。
青森県 田中さんに大感謝♪
衝撃と感動だった、「ママだっこしまっちゃう~!」ですが、
これを発明された田中さんには大感謝です。
お子様が3人いるとのことで、こぐま家とも似てるかなーと思います。
いかに子どもをひきつけて、ママもハッピーになれるやり方を考えて、考えて、
それを発明された!尊敬ですね~~。
少なくとも青森県在住の田中さんのアイデアが、
熊本在住のこぐま家をハッピーにしてくれました。
感謝するとともに、このアイデアを他のご家庭でも参考にしてほしいし、
こぐまも誰かを幸せにできるような人になりたいなーと思ってます。
田中さん、ありがとうございました♪
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