とにかく部屋が散らかるので、「これだけは片付けて!」というルールと作ると、ある程度片付くようになり、整理整頓が少し上手になったという話

子育てアイディア

こんばんは、こぐまです。

 

保育園から帰ってきた子供たちは、

帰ってきてから…、夕食後…、お風呂後…、

とにかくよく遊びます。

その結果、部屋が常に散らかっています。

もう部屋が片付く暇がないんですよね。

片付けても、「どうせすぐ散らかるでしょ」と、親も片付けのやる気をなくす始末。

 

 

でも!

 

やっぱり少しでも部屋が片付いていてほしい!

おもちゃが散らかっていることで、おもちゃを踏んづけて痛いし、

散らかしているくせに、おもちゃの取り合いで兄弟ゲンカが起きることもあるし。

 

というわけで、

こぐま家が「これだけは片付けて!」というルールを作ったところ、

段々と、徐々に、少しずつですが、

「これだけ」の片付けが上手になり、部屋の状態がある程度保てるようになり、

更には子供たちの物のやり取りも上手になってきました。

 

 

今回は、「これだけは片付けて!」というルールについて、そのやり方をご紹介します!

 

 

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まずは、小さな目標を立てよう

子供にとって、片付けは面倒です。

いや、親にとっても、片付けは面倒なものです。

 

だからといって、全く片付けをしないでいいのでしょうか?

 

理想は、出したものは片付ける。全部片付ける。

ということですが…

 

 

最初から高い目標を掲げても、難しいものです。

すぐに目標が崩れて、なぁなぁに散らかっていくのが目に見えてます。

 

なので、

まずは「出来ることから」やっていきましょう。

子供に自信をつけさせるためにも、スモールステップでいってみましょう♪

 

そのスモールステップとして、「これだけは片付けよう」ルールをオススメします。

 

 

「これだけは片付けよう」の『これ』とは?

こぐま家でしているスモールステップ、「これだけは片付けよう」の『これ』とは、

ずばり、“自分のおもちゃ”です!!

 

え?これだけ?

と思うかもしれませんが…

 

 

こぐま家の上2人は車が大好きなので、2人で合計40~50台のトミカがあります。

よくも、こんなに、集まったな…と思います。

親もビックリです。

 

これがリビングで散乱していると、とんでもない散らかりになります。

踏んだら痛いです。

そのくせ、「僕の消防車がない!」とか言われても、

「知るか!」となります。

 

とにかくこれを、どうにかしてほしかった。

 

というわけで、“自分のおもちゃは、片付けよう”というルールを作りました。

 

必要なのは、子供用のカゴだけ!

3兄弟それぞれに100均でカゴを買い与え、

そのカゴに自分のおもちゃを入れるようにしました。

 

長男、次男は、トミカを15~20台ほど入れているようです。

三男は、車を入れたり、動物の小さなぬいぐるみを入れたりしていますが、

兄ちゃん達ほどカゴに興味がないようで、目に付いた物で遊んでいます。

 

まだ1歳の三男に、片付けることは求めていないし、

散らかすのは圧倒的に長男と次男なので、問題は上2人です。

 

 

片付けさせるために、こぐま家が行ったこと

ただカゴを買い与えても、それ自体がおもちゃになって、カゴが壊れたこともありました。

なので、こぐま家が行ったことが、大きく2つあります。

カゴに入っていないおもちゃに関しては、どうなっても文句を言わない

自分のものは、自分のカゴにいれる。

カゴに入っていないものは、

自分のものではないのだから、どうなっても文句は言わない。

そういう理屈です。

 

「どうなっても」というのは、

例えば親が処分する(隠す)、他の兄弟が遊ぶということですが。

 

一番有効だったのは、「他の兄弟が自分のおもちゃで遊ぶ」ということだったようです。

特に、三男は手当たり次第に、興味のあるおもちゃで遊ぶので、

そこに自分のおもちゃがあったとしても、カゴに入っていなかったのであれば、

三男が遊びだしても文句は言わない。

 

これが、兄ちゃん達にとっては、一番困ることだったようです(笑)

 

 

カゴに入れそびれたもので三男が遊ぼうとすると、

兄ちゃん達が先回りしておもちゃを回収して、

三男が遊べずに泣く…、ママに怒られる…ということが続き、

今となっては、自分のおもちゃはしっかりとカゴに入れるようになりました。

 

おやつや、お出かけなど、お楽しみの前には片付ける。

遊び終わったら、カゴに片付ける、というのが基本ではありますが…。

遊び終わったら、また遊びだすのが子供。

 

親としても、

「片付けなさい」と言った方がいいタイミングなのか?また遊ぶのか?

よくわかりませんでした。

 

というわけで、

おやつを食べたい、お出かけをする、という時には、

“そのタイミングには自分のおもちゃを片付ける”ということにしました。

子供としては、

片付けないとおやつが出ない、片付ければおやつが出る、

ということがわかると、すんなり片付けてくれるようになりました。

 

「おやつ食べたら遊ぶから、まだ片付けない」と真っ当なことを言われたら、

子供の主張は受け入れるようにしました。

 

 

「これだけは片付けよう」が定着すると、子供たちはどうなったのか?

文字通り、“自分のもの”は積極的に片付けるようになった

片付けのタイミングになると、“自分のもの”はちゃんと片付けるようになりました。

そう、他の兄弟のものは、見て見ぬフリです(笑)

 

「まだ散らかってるよ」とこぐまが言っても、

「でも僕のは片付けたよ」と論破されたりします。ハハ…。

 

 

確かに“自分のおもちゃは片付けよう”というルールですから、

ちゃんと守れているわけです。立派、立派(汗)

 

とはいえ、お願いすれば他の兄弟のおもちゃも、片付けてくれます。

母としては嬉しいところですね。

 

“自分のもの”“他人のもの”“共有するもの”を、区別するようになった

子供たちのおもちゃの中では、トミカが圧倒的に多いのですが、

多すぎて、親にはもう何がなんだかわからない状態です。

 

ただ、

長男、次男の中では、「これは、どっちの車なのか」と判断は付いているようで、

親が適当にカゴの中にトミカを入れると、

「これは、兄ちゃんのだよ!」と間違いを指摘されます。

 

なので、おもちゃを見つけてもカゴに入れないこともあれば、

あえて適当にカゴに入れて、

「ママはわからないから、自分達で管理してね~」と言ったりもしています。

 

 

そして、いつまでもカゴに入っていないトミカがたまにあるのですが、

それを聞くと「これは三男にあげる」と言うのです。

三男は車にそれほど興味がないので、そのトミカを受け取らなかった時には、

「じゃあ、みんなのものね」と言って、

“兄弟共有のもの”というカテゴリーが自然に作られていました。

 

物の貸し借りのやり取りの、バリエーションが増えた

“自分のもの”“他人のもの”をしっかり区別するようになったわけですが、

時々三男が「これで遊ぶ」と秩序を乱してくることがあります。

 

そういうとき、

これまでだったら「いいよ」「だめだよ」というやり取りだけでした。

 

 

ところが、このルールを決めてから、

やり取りのバリエーションが増えてきたんです。

 

例えば

「車で遊びたいの?○○くんの車は、ここにあるよ」

「○○くんの車無いの?一緒に探そう」

「じゃあ、兄ちゃんのコレと、○○くんのコレを交換ね」

などなどです。

 

 

兄ちゃん達は、自分達のおもちゃを守るために、一生懸命三男に話しかけます。

三男は、意味がわかっているのか不明ですが、一生懸命話は聞いて、頷いています。

おそらくですが…、ある程度意味はわかっているように思います。

 

そんなこんなで、おもちゃを巡る3人のやり取りのバリエーションが増えました。

 

子供ながらに、社会性が広がったなぁ、とこぐまは遠目に見物しています。

我が子ながら、兄弟間のやり取りは面白いですね。

 

 

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まとめ:“自分のおもちゃは、片付けよう”というルールは、部屋も片付くし、物のやり取りの社会性も育つ

子供がいると、部屋は本当に散らかって、片付けるタイミングがありません。

「片付けて!」と子供に言っても、

何を片付けていいのかわからないくらい、散らかっていることもあります。

 

そこでオススメなのが、“自分のおもちゃは、片付けよう”というルールです。

 

これで、自分のものは自分で管理する、という気持ちも持ちますし、

少なくとも、子供が“自分のもの”と思っているものは、片付きます。

 

 

このルールを続けていくと、

“自分のもの”“他人のもの”“共有するもの”を区別できるようになり、

物の貸し借りなど社会性が育つこともあるんです!

 

 

まずは目の前の『散らかっている部屋』をどうにかするために、

“自分のおもちゃは、片付けよう”というルールを取り入れてみてください!

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