こぐま家の長男には、発達障害があります。
小学1年生から2年生にかけての1年間、リベルタサッカースクールに通いました。
通ってどうだったのか?成長したことは?
今日はリベルタサッカースクールに通ってみての感想を、書こうと思います。
発達障害児のサッカーの習い事を考えている方、リベルタサッカースクールに通うことを考えている方は、ぜひお読みください^^
発達障害の長男が、サッカーを習い始めるきっかけ
こぐま家には、発達障害の長男がいます。
小学校の支援学級に在籍し、学校生活を楽しく過ごしています。
体を動かすことが好きで、かけっこも一番の運動少年。
運動療法の面からも、体操や水泳などを勧められてきました。
そんな中、長男がやりたいと言ったのは『サッカー』。
個人プレーではなくチームプレーができるのか心配で、小児科医へ相談。
小児科医はニコニコして言いました。
「サッカーはとにかく走って体力がつくから良い。チームプレーだからこそ、周りを見ようと意識する。それはすごく大事なこと。」
「本人が好きなこと、やりたいということを、させてあげてください。」
そこから、近くのサッカースクールを探し、2ヶ所体験に行き、
リベルタサッカースクールに通うことに決めました。
リベルタサッカースクールに通うことに決めた理由
「習うからにはプロを目指す」のではなく、「好きなことをさせてあげたい。」
こぐま家では、習い事についてこう考えています。
定型の弟達も、発達障害の長男も同様です。
それに加え、長男がサッカーを習うにあたり、夫婦で話したことはこちら↓
「勝ち重視のチームだと、サッカーが上手くない長男の自己肯定感が下がるかもしれない」
「とにかく勝つ!のではなく、成長を喜んでいけるようなチームに入りたい」
これに合うのが、リベルタサッカースクールでした。
リベルタサッカースクールの公式サイトは、こちら。
公式サイトに書かれている、リベルタサッカースクールの紹介が、こちら↓
子どもたちの「ココロに体力を。」というスクール理念で技術指導はもちろん、
人間性を育てるスポーツ教育を提供しています。
「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」の指導方針のため、
スポーツ未経験やもっとうまくなりたいといったお子様でも安心して始めることができます。
サッカーは勝ち負けのあるものなので、やる以上はみんな勝ちを意識します。
それ自体は全く問題なくて、当然のことです。
その「勝ちへの温度差」はスクールによって全く違う。
リベルタサッカースクールなら、
勝ちにこだわりすぎず、サッカーが上手くなくてもチームの輪に入れるのではないか…
サッカースクール体験は2ヶ所行きました。
どちらも、練習内容やレベルは(素人目からは)変わりませんでした。
1ヶ所目は、シーズン毎に大会があり、とにかく優勝するぞ!という気迫。
2ヶ所目(リベルタ)は、時々大会があり、優勝しような!という激励。
……似てますが、微妙に違うんです。
これは、体験に行かないとわからない空気感だと思います。
長男はどっちも好印象だったので、どっちでも良かったのかもしれません。
ただ、やはりリベルタサッカースクールの方が、母親としては安心して発達障害児を預けられる考え方でした。
サッカーをしたい!と長男が言い始めて2ヶ月目、リベルタサッカースクールに通うことを決めました。
リベルタサッカースクールに1年通って、発達障害の長男が成長したこと
サッカーは好きだけど、時々公園でボールを蹴る程度で、上手とは言えないレベルだった長男。
リベルタサッカースクールに通って、心身ともにゆっくり成長していきました。
・キック力、コントロール力がついた
・走りが速くなった
・サッカーに行く準備(リュック、サッカーボールなど)が出来る
・サッカーに行く時間を見計らって動ける
・疲れても「行くと決めたら行く」という気持ちがついた
・頑張ったら嬉しいことがある、という経験を何度も出来た
仕事が早く終わった日は、時々練習の見学をしていました。
ボールに群がる1人だった長男が、相手ボールのパスをカットしたり。
シュートをしたり、自チームのゴールを喜んだり、相手チームのゴールを悔しがったり。
サッカー自体も長男なりに上手になったし、サッカーをすることで感じた感情も多かったと思います。
リベルタコーチとの関わり
コーチには、長男に発達障害があることを伝えていました。
「大丈夫です。その子のペースで上達していくのを、僕らはサポートします。」と言っていただき、実際その通りでした。
そもそも『「認めて、褒めて、励まし、勇気づける」の指導方針』であるリベルタサッカースクール。
発達障害関係なく、長男も、他の子も、一貫した声かけ、指導をされていました。
「そこで前にドリブル!」「ここは前に蹴る!」
「あそこに〇〇くんがいるよ!パス」「〇〇、行け!」
「できる!できる!」「よっしゃー!上手になったな!」
サッカーという動きの速い試合展開をするスポーツでは、短い言葉での端的な指示が出ます。
その言葉を聞いて、動いて、サッカーをする。
体も、頭も、ものすごく使うスポーツなんですね。
長男はサッカーに、ボールに、チームメンバーに、コーチの言葉に、集中していました。
家では決して見ない表情。汗水流して、大声出して。
とても、とても良い経験が出来ました。
リベルタサッカースクールに通って良かった
発達障害の長男にとって、初めての習い事。
親子ともドキドキしましたが、リベルタサッカースクールに通って良かったと思っています。
それは、
・足が速くなったり、運動後はたくさん食べたり、体が強くなった。
・「やると決めたらやる」「最後まで頑張る」という気持ちの成長。
・チームメンバーやコーチなど、周りを考えて動く意識がついた。
・「~~が出来るようになった」「勝った」など、サッカーをすることで得られた感情があった。
こんな理由からです。
「サッカーという集団スポーツを、発達障害児が出来るだろうか」
「どんなサッカーチームが、この子に合うんだろうか」
心配なことは多々ありました。
小児科医に相談し、夫婦で話し合い、体験にも参加して、子どもの表情を見て、気持ちを聞いて。
決めた、リベルタサッカースクール。
良かったです。
きっと定型児にとっても良いのだと思います。
発達障害のお子さんで、サッカーを習いたいと考えているのであれば、リベルタサッカースクールはおすすめです。
サッカーを習いたいと思うなら、リベルタサッカースクール無料体験に行きましょう。
これはサッカーだからとか、リベルタだからとか関係なく、習い事をする前には一度体験しておくべきです。
公式サイトから、体験の申し込みが出来ます。もちろん無料です。
こちらが、リベルタサッカースクールの公式サイト。
何度も言いますが、発達障害があり不安が多いからこそ、リベルタサッカースクールはおすすめです。
月謝、入会費などは公式サイトに載っています。
追加でユニフォーム、シューズ、ボールなども必要になってきます。
入会後に会員サイトからも購入できますが、結構良いお値段します…。
お下がりがOKなので、フリマアプリでの購入もOKということで、こぐま家はメルカリで購入しました。
メルカリで検索するとたくさん出品されていますが、人気で売り切れも早いですね。
逆に、リベルタサッカースクールを辞めたときは、ユニフォームを良い値段でお譲りすることも出来ます。
ユニフォーム以上に大事なのはスクールの質なので、ユニフォーム代は安く済ませるのも良いと思います。
リベルタサッカースクール引退試合で優勝
リベルタサッカースクールは、1年生の夏に始め、2年生の夏に辞めました。
辞めた理由は「楽しくなくなったから」。
これは、サッカーやリベルタサッカースクールが嫌いになったから、ではないそうです。
この時期、他にやりたいことが増えてきて、今後はそれをしたい、という長男の考えでした。
夫婦としては、楽しくないことを無理強いする必要は全くないという考え。
「辞めたい」と言ったときには、次の大会のエントリーを済ませていました。
エントリーをしている以上、次の大会まではちゃんと参加するという約束をしました。
2年生にして、リベルタサッカースクール引退試合。
その時の様子がこちら↓↓(右側の4番です)
上手な方ではないですが、一生懸命走り回り、ゴールを目指し、仲間とプレーしました。
仲間のおかげもあり、どんどんと勝っていき、なんとこの大会で優勝!
表彰式、金メダル。
「ママ!優勝したよ!!めっちゃ嬉しい!!!」と言う長男の笑顔。
もう泣きました。そりゃあ…泣きますよ。
誰にも気付かれないように、泣いてました。
たくさんのことを学べて、与えてもらったリベルタサッカースクール。
1年間、ありがとうございました。
今は、リベルタサッカースクールを辞めて、次の習い事を考えています
発達障害の長男は、視覚優位。
書くこと、描くことが好きで、得意です。
そんな長男が今ハマっていることが、塗り絵と書写です。
一気にインドアな趣味になりましたが、鉛筆・色鉛筆を持って書き(描き)込んでいます。
今後は硬筆、書写?などを習わせる予定です。
こぐま夫婦の希望もありますが、もちろん本人の希望もあります。
おそらく来月から通う予定ですが、これはまたいずれ記事にしたいと思います。
今回は、発達障害の長男がリベルタサッカースクールに通って良かったよ!という話でした。
お読みいただきありがとうございました。
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